南都 十輪院 奈良市十輪院町27 TEL.0742-26-6635

春の境内

山門をくぐると、視界が広がり、目の中に庭園全景が飛び込んできます。春夏秋冬それぞれにいろんな花が季節を教えてくれます。 時が過ぎるのを忘れてしまうほど静寂な境内です。
森鴎外は「なつかしき十輪院は青き鳥 子等のたずぬる老人(おいびと)の庭」 と詠いました。
世知辛く騒がしい世の中とは無関係な、悠久の歴史の中にある たたずまいが慕わしく思われたのでしょう。

水原秋桜子は「優曇華や石龕きよく立つ仏龍王石をがむや雨の燕子花(かきつばた)」と詠んでいます。
松瀬青々は 「十輪院の棟の低きに山霞む」とその当時の遠景を眺めた様子を句に残しています。

しだれうめ

さんしゅう

つばき

つばき

わびすけ

ひらどつつじ

ぼたん

はなみずき

Page Top

Copyright © JURININ All rights reserved.

Page Top